今日の戯言

何か90年代洋画のリバイバル上映イベントが行われてるみたいですわね。第1弾『マトリックス』、第2弾『スピード』に続いて、今日から第3弾の『レオン』が再上映なんすけど、このイベントが実施される劇場に掲示するポスター用に、各映画の新しいキャッチコピーをTwitterで募集してたみたいっすね。『マトリックス』は「電話ボックスまで逃げろ!」(旧コピー「なぜ気づかない」)、『スピード』は「バス、まっしぐら。」になったみたいですけど、うん……何かアレね。アレとしか云い様が無いですわね。指示代名詞で何となく話が成立する日本語ってば素敵。んで今回の『レオン』は以前の「12才の女の子に愛された殺し屋、レオン。凶暴な純愛。」 から、どんな風にアレになったのかとゆーと……





……うん、ちょっと待てと。第1弾2弾があんな感じなのに、いきなりどうしたと。他の最終候補に残ったキャッチコピーを見てみると、ちゃんと流れを読んだものが多かったのに、いきなりコレだと逆に「え?」って云ってまいますわ。

【他の最終候補】 ザ・しりとりで勝てない映画No.1決定! / ちょいワル? そんな半端なオヤジじゃない。 / DEAD OR a LOVE. / この生き方と眼鏡は、マネできない。 / 牛乳協会推薦作品 / 部長のように不器用で、課長のように切ない。 / ブラックスワンがまだアヒルだったころのお話。 / 映画「レオン」は、不器用なおじさんと恋する少女を応援しています。

まぁ何でしょね。『レオン』は個人的にかなり好きな映画ですんで、真面目なコピーに決まって良かったって思いも正直あるんすけど、やっぱちょっとちゃんとし過ぎてて戸惑いはございますわねw うん、「牛乳協会推薦作品」ってのも結構好きですなあ。2回の腹筋と100杯の牛乳。逆だよ逆!(by.『レオソ』) あと「ブラックスワンがまだアヒルだったころのお話」ってのは、上手いっちゃー上手いんですけども、これがOKになると次の『ザ・エージェント』のキャッチコピーが「バスケットをしないロスト・キッズ」とかになっちゃいそうですから、ちょっとアレかもしんないっすね。うん……しかしまぁ、何でしょね。近くにこのイベントをやってる劇場が無いので、そうそう観に行けないなあなんて締めようかと思ったんすけど、うん……これらの映画、全部DVDで持ってますわ。さーせん。空気読まない発言してさーせん。ちなみに私が『レオン』の新キャッチコピーを考えるとするなら、「その噛んだガム、ちょうだい」にしときます。ホントに『レオン』好きなのか私。