今日の戯言

ハートキャッチプリキュア!』第40話 「さよならサソリーナ…砂漠にも咲くこころの花です!」 感想。長い間、悪い夢を見ていた気がする…うぐぅ の巻。若しくは、佐藤くんのこころの花は結局何だったの?の巻。画を見る限りでは鹿の子草っぽいんすけどね。ちなみに鹿の子草の花言葉は「適応力」 いっちゃんの志を継いで、ちゃんと会長職に適応して欲しいって感じかしらねえ。女の子にちやほやされたいってゆー正直すぎるw心の叫びは、うん、気持ちは分かるけど抑えといた方が無難やな。まぁ今回つぼみの花解説が無かったのは、きっとそこら辺が原因か。ちょっとフォローが難しいですしねえ。「年頃の男の子なら、大勢の女の子に慕われたいと思うのは当然です!」 やめてー! きっちり説明されると余計立つ瀬が無くなるからやめてー! サソリーナさんに代わって幹部入りしちゃうー! つーか佐藤一二三ってゆーフルネームでちょっと笑ったのは内緒。将来きっとネクタイを長く締めるんだらうな。さて今回のお話は、プリキュアとの度重なる戦闘で浄化の光を浴び続け、邪悪な心が薄まりつつあるサソリーナさんを見かねて、クモジャキーさんとコブラージャさんの2人は、サバーク博士に「もう彼女には戦う気力が無い」とサソリーナさんをプリキュアとの戦闘から外す事を提言しますが、それに反発したサソリーナさんは「今度こそ倒す」と博士に嘆願し、これが最後と決死の覚悟でプリキュアたちに相対します。クモジャキーさんたちから借り受けたものと合わせ、3つのダークブレスレットの力でパワーアップさせた佐藤くんwith学校デザトリアンで、プリキュアたちをあと一歩とゆーところまで追い詰めますが、前作イース同様“邪悪な力の暴走”でデザトリアンの制御を失った隙を付かれ、“PHCオーケストラ”でとうとう悪の華を散らしてしまうサソリーナさん。己を看取るクモジャキーさんとコブラージャさんに涙と「ありがとう」の言葉を遺し、天へと浄化されるサソリーナさんでしたが、その光景を、サソリーナさんのこころの花・カタクリ花言葉:嫉妬、寂しさに耐える)を見たつぼみは、「幹部たちにもちゃんと心がある」と改めて気付き、この先の戦闘に決意を新たにするのでありました。そして、天へと飛び立ったサソリーナさんの魂は、どこぞの山中の診療所で静養する一人の女性の許へと辿り着き、3幹部も元は心の花を奪われた人間であるとゆー事を示唆して次回に続く……ってな内容でしたが、いやそれにしても、ホントに“敵幹部お当番回”でございましたな。あの3人の絆は良いですわね。前作の東西南に劣らず良いですわね。つーか今回はMLさんの動揺なっしんぐな「苦しみを終わらせる」とゆー台詞とか、“全部パンチ”と何処が違うのか判らない、つぼみ&えりかっちの“からだパンチ”とか、どっちかっつーとプリキュア側の方にツッコミ所が多かった気がしますが、うん、前々から3幹部の結束は良かったんすけども、今回の“心の繋がり”を感じさせる3人の言葉のやり取りは凄く沁みましたわ。何かこう…大人よね。それも3人で学生時代を過ごして、そのまま一緒に会社に入った的な感じよね。「あいつはもう戦えんぜよ。ならば、このまま…」「君も甘いね…」と下手に手を出すことなく、サソリーナさんの最期の勇姿を見届ける2人にはしびれましたわねえ。そして「クモジャキー、コブラージャ……ありがとう」からのサソリーナさんの涙、ですもんね。これは来ますねえ、泣きますねえ。繰り返しますけど色々と沁みますもん。自分の頼りない記憶と遣る瀬無い経験なんかと比べちゃったりして。絶対、正規の視聴者より一緒に観ている大人の方が泣きますってアレw あとその3人の別れを見届けるプリキュアたちの中で、やはりと云うかMLが一番沈痛な表情をしてたのも印象的でしたわね。うん……自分も経験してきた事ですから、もしかしたらあの中で一番辛かったのは、ゆりさんだったのかもしれませんわねえ。特に今回は自分が“手を下す”側だったわけですしね。この件でより「喪失」ってもんにトラウマを抱えないと良いんですけども。さて……どうなんすかねえ。サソリーナさん、若しくは元・サソリーナさんの出番は今後あるのかしら。最終回にエピローグ部分でちょっと顔出しぐらいかしら。それともアレかな。……実はクモジャキーさんもコブラージャさんも同じ診療所に入院していて、“人間の”3人はそれぞれ面識は無いんだけれども、庭の花壇を手入れしてる時とかにばったり出会って、「初めて会った気がしない…」的なシナリオがあったりするのかなあ。