今日の戯言

ハートキャッチプリキュア!』第28話 「サバーク史上最大の作戦! 夏休みの宿題おわりません!!」 感想。低オーバーランのアイスクリームならギリギリ朝食にしても良いのではの巻。若しくはプリキュアでメタはやってほしくなかったの巻。いえまぁメタを全否定するわけじゃないんすけどね。『チキチキマシン猛レース』ではメタは面白みの一つだし、『マイメロ』最終回のメタはすごく感動的でしたしね。効果的に使われる場合も多いわけですよ。ただプリキュアではやってほしくなかったんですよね何となく。うん、これはたぶん個人的に『プリキュア』って作品を“純粋娯楽作品”として捉えてる所為なのかもしれませんわ。余計な捻りはいらないってゆーかね。あくまで執事ですからってゆーかね。高倉健さんはバラエティには出て欲しくないってのと似た感じwってゆーかね。ある種押し付けっちゃー押し付けなんすけど、画面のこっちと向こうってゆー線引きをかっちりして欲しいんすよね私は。「♪アニメじゃない!」つったってアニメなわけだしさ。うぅむむ、考え方が古いのかなあ。それはともかく今回のお話は、久々ピン登場のコブラージャさんが、夏休みの宿題に困る子供たちを利用してデザトリアンを大量発生させるとゆー「質より量」作戦でございましたが、まぁ東映作品でこれやっちゃダメよねぇとかゆーコアな突っ込みは置いといて、今回のえりかっちは何かもう素晴らしかったの一言ですわね。まぁアレですよ。つぼみといっちゃんのゆー事って正しいわけなんですよね。宿題は自分自身で。逃げちゃいけない。正論ですよ。ただ穿った言い方をすれば「大人の意見」なんですよね。大人の喜ぶ意見なんですよ。それに対してえりかっちは、「うるさいなあ」と聞く耳持たぬわけでもなく、「自分の意見が通らない」とキレるでもなく、つぼみの教訓に言い訳し、いっちゃんの説教にちょっぴり拗ねて、ごねるところはごねて、突っぱねるところは突っぱねて、甘言に「それもあり?」と自分の弱さを存分に披露した後に、「気合入れろぉ私ぃ!」と実に“優等生じゃない”奮起を見せてくれるわけでございますわよ。大人の意見に諭されたエンドじゃないんですよね。優等生に生まれ変わりましたではなく、素の部分で勝負して押し通したんすよね。うん、「自分自身で気付く」ってゆー、こればっかりは台詞にしちゃいけない一番難しい所を担ってくれた気がするのですよ。いややっぱえりかっちは良いキャラですわよねえ。おでこパンチにしたってアレさ。パンチは名詞じゃなくて動詞(打ち抜く・小突く)なんでしょね。合ってる合ってる。んでまぁ…あとはアレかな。デザトリアンの大量発生ってホントやらない方が良いですわね。コフレの菊座とサラウンド金朋地獄の影響が心配ですw