今日の戯言

てなわけで『FP』42話感想。プリキュアを分断させようと謀ったんだけども、結局逆に結束を固くさせてしまってノーザさん失敗々々。でもまだだ! まだ終わらんよの巻。つーか、ノーザさんって精神的に追い込むタイプなのね。怖いわあノーザさん。間違ってもこの人に金だけは借りたくないわねえ。可愛いぬいぐるみ電報に「娘さんの誕生日おめでとうございます。来年も無事に迎えられると良いですね」とメッセージを添えて、債務者に送り届けるタイプだろうし。まぁそれはそうと、今回はせつなが二度目の禊を済まして、完全にプリキュアとして、ラブたちの仲間として再認識するっちゅーような話でしたけれども、うーん、個人的にはどっちかっちゅーとアレなんすよね。せつなには「イースとしての自分を内包した上でのキュアパッション」であってほしいんすよね。まぁお子さま向けアニメ作品ですから、絶対善としたヒロインものってのは基本であり崩す必要は無いと思いますけれども、自分の決定的に弱い部分を持ちつつ信じた道を進んでいくってゆー、ダークヒロイン的なキャラがもうちょっとあっても良い気がするんすよね。まぁ戦隊ものにおけるブラックなりシルバー的な感じまで行かなくても、『アンパンマン』におけるロールパンナちゃん的な感じとでも言いますか、確かに子供たちに善とか友情とか“きれいなもの”を見せる事は必要だとは思いますが、宮崎アニメだけ観て育った子供よりも、『クレしん』とかも一緒に観て育った子供の方が柔らかい子供に育つような気がするんすけどもねえ。でまぁ今回、一番気になったシーンはアレですかね。せつなが囚われた後、ウエスターさんが「ようおかえり、イース」と手放しで喜んでたシーンはかなり印象的でしたわ。ラビリンス側でも“せつなを仲間として認めてくれる存在”がちゃんといるんですよね。この先どうなるのかなあ。まぁプリキュアVSラビリンスの完全決着が付く場面では、ラブとかノーザさんとか抜きにして、この2人だけで決着をつけて欲しいところですわねえ。