ニコ動トップページの『九龍争覇MMO』バナーに描かれているキャラが、松来未祐嬢に見えて仕方がない今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私は相変わらずブログのネタが無いです。んなわけで、ここ数日グダグダと引っ張ってきた「とある幽霊の話」でもしようかと思います。まぁ大した事無い話ではあるんすけども。

「“こんばんは”で連想するのは?」と問われた場合、プロレスファンならラッシャー木村、ものまね好きなら森進一、実況ワールドサッカー派なら「マーキーです。天気は何と雨」とか答えるでしょうけれども、私はっちゅーと、これからお話しする“とある幽霊”を思い浮かべてしまうのですな。そもそも、この“とある幽霊”の話は、一昨年に隣町の佐○急便のアンちゃんから聞いたんすけども、何でも今から10年ほど前ぐらいから、雨の日にとあるパチンコ屋付近に現れるようになったとゆー事なのですよ。黒い服を着た若い女性の幽霊らしいんすけどね。雨に打たれてずぶ濡れの長い髪を身体に張り付けながら、店の前からふらふらと国道を渡ろうとするそうなのですが、半分ぐらい渡ったところで消えてしまうとゆー、如何にもな幽霊でございますな。別にその場所で過去に事故があったり、近辺で誰それが変死したとかゆーありがちな話も無く、全く持って正体不明の幽霊なんだそうですが、たま〜にそのパチンコ屋を訪れる客の人に、「こんばんは」と挨拶した後、「○○を見掛けませんでした?」と話しかけるそうなんですな。でまぁ遭遇した何人かの人が口をそろえて言うには、その○○ってのは聞き取れないらしいんすけども、「私の足を見ませんでした?」とか「私の子供を〜」とかの定番な“探し物”では無く、どうやら“誰かに預けていた荷物”を探しているような雰囲気らしいんですね。でまぁ最近はあまり見かけられなくなったので、どうやらその探し物が見つかったんじゃないかってな風にアンちゃんは話を締めて、「何だよ、オチ無しかい」とその時は笑って終わった話だったんですが、ええまぁ、4日ほど前の話でございますよ。コンビニに向かう途中の車中で『Ray of Light』を調子っぱずれに熱唱しながら、田舎でもそれなりには忙しない夕方の街中を走っていると、信号の無い横断歩道の前で立ち尽くす女性の姿が見えたので、まぁここは渡らすか、と車のスピードを緩めてパッシングしてやったわけなのですが、それに気付いた女性は私に向かって会釈した後、何故か真っ直ぐ私の方に(要は道路を斜めに突っ切って)歩いてくるわけなんですよ。…まぁね。何か「ヤバイ」と思いましたよ色々な意味で。その女性は髪が長く、黒い服を着て、会釈をした後、私に何かを尋ねる風な雰囲気で近付いてきたわけですから。 ええ、運の良い事に左折できる道があったので、咄嗟にウインカーを出して曲がりました。逃げたのかって? いいえ、ケフィアです。た、ただ買い物先をコンビニじゃなくて、ツルハに代えただけなんだからねっ! でまぁ、バックミラーで当然の如く“誰も居ない”横断歩道を見ながら「私には失望したわ」とか呟きつつツルハに向かったわけなんすけども、ええまぁ、ようやくあの時の話のオチが見つかったので、今度佐川○便のアンちゃんが集荷に来たら話してやろうかと思う次第でございますよ。
「いや、探し物が見つからなかったみたいだから、河岸を代えたみたいだよ」と。