白薔薇さんち

まー何すかねー。妹は姉に似てくるもんなんですねー。真美さんもそうでしたけど、志摩子さんも聖さまの風格を纏いつつありますわね。周りの状況を把握しつつも、どっしり構えるスタンスとでも言いますか、まー今後はおそらく、悩める瞳子ちゃんの相談相手になる事でせう。今回は一番大人なキャラでしたわねえ。どうやら志摩子さんが、既存の“薔薇さま”を受け継ぐ人なんでしょうなあ。ただ所持するウエポンは「セクハラ」じゃなくて「悩殺」ですけれども(笑) うん、聞いている者がとろとろになっちゃうような甘い声、ってのを是非聞いてみたいものですなあ。あの場に祐巳すけが居なかったら、「この人は私のだ!」と、悔しさ愛しさ半々に抱きついただろうなあ、乃梨子(笑) うん、冷静沈着で仕事も出来て、周りから大人に見られることの多い乃梨子ですけど、案外、一年生キャラの中で一番子供なのは乃梨子なのかもしれない、と今回思いましたね。瞳子ちゃんの為に奔走し、感情を爆発させた後、すぐに志摩子さんの元に戻ってくるところが中々可愛くて良かったですわ。以前聖さま志摩子に対して仰ってましたが、「泣くのは良い傾向」なんでしょうな。ライトな関係、ドライな関係に見えても、実際は深く依存しあうってのが白薔薇さんちなのかなあ。