プリン

♪夢、好きにょろ(挨拶)


『SOS団ラジオ支部』でお二方の『ハレハレユカイ』をちらっと聴いたわけなんですけどね。朝倉涼子Ver『ハレハレユカイ』は、歌詞をほんのちょっと変えてあるだけなのにめがっさ怖いですな。うん、こーゆー何てこと無いんだけど、一瞬鳥肌が立つ感じがとても好きなのですよ。『カッコーの巣の上で』の“返事をしないマクマーフィ”の場面とか、『トゥルーマン・ショー』のラストの警備員の台詞なんかも、結構ぞくっときますのう。


まぁ、他所さまっつーか、楓の散歩道さんの11月26日分の日記を拝読してですね。ええまあ、私もその≪子供の質問≫を読んで瞬時の内に、この大空に翼を広げ飛んでいきたいよーと、悲しみと規制の無い自由な空へ飛んでいった口なのですけれども。つーか私、大得意だもの。この手の妄・・・柔軟にイメージを膨らます術に関しては。「ルミナスについて自由に妄想しなさい(100点)」とかゆー入試問題があったら、主席で合格した上に新入生代表の挨拶を卒業まで語るもの。広橋涼嬢や下屋則子嬢なんか目じゃないもの(笑)


私の3秒で出来た設定ではアレですね。茉里ちゃん(メガネっ娘で内気な女の子。好きな食べ物は牛乳プリン)の方が美紗ちゃん(無口だが人一倍思いやりのある優等生。動物好き)の事を好きなのですよ。一年前、野良犬に襲われそうになった時、美紗ちゃんが助けてくれたとゆーイベントがあって、その時から茉里ちゃんは密かに美紗ちゃんラブラブなのですな。淡い恋心、告白なんか出来るはずもなく、思い募らせ時は流れて新学年の春、「美紗ちゃんと同じクラスになれて良かった」と表情を綻ばせながら茉里ちゃんが川沿いの土手(通学路途中)を歩いていると、デジャヴの如く、再び犬に襲われそうになるわけですよ。恐怖におびえて立ちすくむ茉里ちゃん。そこに「こらー!」とたて笛を振り回しながら、5年生ではじめて同じクラスになったみかんちゃん(活発で社交的。勉強はちょっと苦手だが体育は得意。2つ下の妹がいる。実家は薬局)がやってくるわけなのですな。無事に犬を追っ払い、「大丈夫? ケガは無い?」と笑顔を向けてくるみかんちゃんに、「・・・だ、大丈夫」と茉里ちゃんの胸が一瞬、とくん、というのですよ。「え? ち、違う。私が好きなのは美紗ちゃんなの・・・」と悩む茉里ちゃん。その内にみかんちゃんは美紗ちゃんとも仲良くなる(一学期、同じ班だったのがきっかけ)のだけれども、二人への思いに揺れる茉里ちゃんは、「二人で一緒に居ないで! 私と居て!」と、徐々にみかんちゃんを束縛するようになる・・・。


『おしえて☆おとな! 〜茉里と美紗とみかんのはなし・まっくすはあと〜』
近日連載開始!


無理です。うん、ここまで考えて「バカじゃないか私」と軽く思ったんですけど、「脳を鍛えるDS」とかやる必要も無い感じではありますわよね(笑) えーと、この後はアレかな。川沿いの土手で茉里ちゃんに襲い掛かった犬は、実は美紗ちゃんの飼い犬であることが判明するのですよ。(実は昨年茉里ちゃんを助けた後に、美紗ちゃんはその犬を飼うことにしたのですな。で、その犬は茉里ちゃんのことを覚えていたため、遊んでもらおうと近づいていったわけなのです) みかんちゃんの言葉の端々から「茉里ちゃんに嫌われている」と感じていた美紗ちゃんは、その原因が自分にあると勘違いし、「ごめんなさい」と茉里ちゃんに深々と頭を下げるわけですが、「そうじゃないの!」と心の中で叫びながらもどうすることも出来ず、申し訳ない気持ちで一杯になりながら、茉里ちゃんは泣きながら家に帰ってしまうのです。どうしたら許してもらえるか、と悩む美紗ちゃんは、「やはり誠心誠意謝り続けるしかない」と、みかんちゃんと一緒に茉里ちゃんちを訪れるわけです。しかし、部屋に閉じこもって出てこない茉里ちゃん。仕方なく手土産に持ってきたケーキをお母さんに預け、とぼとぼと帰途に着く美紗ちゃんとみかんちゃん。その後姿を茉里ちゃんはカーテン越しに泣きながら見つめ、声なき声で二人への愛を叫ぶわけなのですな。


・・・つーか、これだけ考えられるのに、どうしてSSが書けないんだろ(汗笑)