イライラ

しかしまあ暑いので、怖い話でも一つ(挨拶)


ま、私は霊感が強いというわけでは無いと思うのですが、たま〜にそーゆーのを見ます。一番遭遇の回数が多いのは「マキちゃんの名を呼ぶ子供たち」なんですけど、この話は特にこれといったオチがないので(ただ単に、夜中にその声を聞くと、必ず翌日に町内で変死者が出るってだけの話)今までで一番「変」な体験談でも語ろうかと思う次第。納涼々々。


とある寝苦しいわけでもなかった夜のことなのですが、ま、良くある話ですが金縛りに掛かってしまい、動けなくてどうしようもなかったわけなのですよ。(ちなみに最近掛かった金縛りの時は、子供が胸の上に立ってて、しばらくしたら足元に移動して親指をかじり始めたとゆーものだったのですが、生憎かじられた方の足が水虫だったので非常に申し訳なく思ってます) でまあ、その時の金縛りは今まで体験した中でも結構ごっつい方で、眼も開けられないほどのスタンだったわけなのですが、「ああもう、ああもう!」とイライラしていると、しばらくして目蓋が上がって視界が開けたわけなのですな。


・・・・・・でまあ、よくある話なんですけど、壁から手が生えていたのが見えたわけなのですね。


その時は「怖っ!」と思うより、「ええっ?!」って感じでした。うん、三本生えていたんです。それも全部右手ね。しかも、夜でしたからはっきり見えないはずなのに、その手は黒いってのが何となく分かったんですよ。それと外人の手だということも何となく分かりました。アレって結構不思議な瞬間ですわね。でまあ、その手は何をするでもなく、ただ生えていたわけなんですけど、その手が消える瞬間か、私が寝落ちる瞬間かは定かではないんですが、手だけのはずなのに一言こう言ったわけなのですよ。


「ROPE」


・・・何が言いたかったのか分からないですよね。これが「お前だ!」のパターンならオチになるんですけど、「ロープ」ってのが今一つ分からない。でも確かにそう言ったんですよね。んでまあ色々考えた挙句、私はこう結論付けました。


うん、アレはアシュラマンの手だったんだろうとw