『くもりガラスの〜』の感想

では、『くもりガラスの向こう側』の感想を(挨拶)

まー何でしょうかね。読後印象に残ったのは4つの点ですね。

まず1つ目。由乃んのイラストめっさ可愛い」 話に関係ないですかそうですか。あ、そうそう。P165の「目玉焼きに何をかけるか」ってのは、「ユカナ*ハルナのスイートマジック」でも話題になってましたな。私は素直に塩コショウですけどね。たまに一味唐辛子もかけるけど。

それから2つ目。「P109のイラスト」 着物姿の祥子さまと祐巳ですね。前後の文章を読みながら見るとアレなんですよ。何か・・・・・・姉離れ、妹離れの瞬間の絵なのかなあとか思ってしまったのですよ。寄り添ってますけど「依存する」絵じゃないですものね。『レディ、GO!』P21のイラストと比べると良く分かると思うのですけれども。

んで3つ目。「P159〜162の祐巳の初夢」 この件こそ『くもりガラス〜』の要点だと私は思うのですよ。聖さまを覆っていた荊は、蓉子さまが傷つきながらも取り払って、手を伸ばしましたね。志摩子さんが閉じこもっていた籠は、乃梨子が「いいからいいから」と志摩子さんを外に引っ張り出して、籠のカギであるロザリオを預かりましたね。んで、瞳子ちゃんは「くもりガラスの向こう側」なのですね。祐巳はこの時点ではまだ“視界をクリアにしよう”としているだけなのですね。ラストで「そんなんじゃいけない」と気付きますけど、さて、祐巳はどうやって瞳子をその場所から自分の隣に持ってくるか。まぁまずは、そのくもりガラスをどうにかしないと話は進みませんものね。ロザリオは「ガラス切り」にはなりませんでした。さぁどうするか。とかゆーより、祐巳にはその窓をじっくり調べて欲しいですけどね。「嵌め殺し」ではないと思いますから。

そして4つ目。「P109 瞳子ちゃんを妹にしたい。瞳子ちゃんのことを何でも知りたい。瞳子ちゃんを手に入れたい」

やっとか、このやろう!(笑)

アレですよね。瞳子ちゃんの悩みはおそらく家の後継ぎ問題ですよね。ええまあ、辛い悩みですよ。私も長男だから良く分かります(泣) どうなんでしょうかね。相似するイベントが多いマリみてですから、「お見合い」とかゆーイベントがあるんでしょうかね。家の後継ぎの為に、お見合いをさせられる瞳子なんですかね。まぁそれも今回のP128〜132で、どうにかなるフラグは立ちましたけどね。それとも帝王学を学びに外国に留学でもさせられるんですかね。そー言や、昨年のクリスマス前、祥子さまはフランスに行ってましたよね。「ぷぁりす。うぃー、まどむぅわずぇ〜る、ぴっ」ですわね(ミシェル先生風に) 留学候補地はフランスかなあ。おっけー、いーじゃん、ついてけ祐巳すけ。ついでにそこで挙式でもしてまへ。確かフランスって同性結婚おっけーですもんね。ああ、そうか、そーゆー伏線だったんだな(笑)

・・・えぇとまぁ何デスカ。あと、あとがきを読んで、以前この日記で書いた「さざんかの宿」ネタは、やっぱり古かったんだなあとか思いました。いや、それにしても次巻だね? 次巻だよね? 祐瞳ファンの本懐は次巻こそ遂げられるのね? そう信じて長い事温めていたネタをかますよ?

祐巳瞳子が姉妹になるのは、次巻の問題」