「三人称」が多いのですよ

ごきげん揚子江!(間違っているが元気な挨拶)

正しくは長江ですな。揚子江ってのは西洋人が間違って広めた名前なんですって。長江に架かる揚子橋ってのがあって、それを見て「揚子江か」と認識しちゃったんですな。北京ダックもそうだけど、西洋人はいい加減に名前を付けるよなあ。そー言や帝王切開の語源も、カイザー(ドイツ語で「帝王」、英語で「切り刻む」)間違いだし。

最近、私の書くSSは「三人称」が多いのですよ。マリみて的には「一人称」の方が良い(つーか、原作は混合してますけどね。最初の内は読み辛かったです)のは承知しているのだが、どうしても「三人称」で書いてしまうのです。というのも、一人称というのは確かに書き易いんですけど、視点が一つだけになってしまうので、ギャグのパターンが限られちゃうのですな。天然ボケとか、解説ボケとかね。とゆーか、進行役はどうしてもツッコミ役の方がしっくりくるんですよね。一人称のキャラはストーリーをなぞるのが役目だから、仕方ないといえば仕方ないんですけど。それに一人称だと、状況描写がワンパターンになっちゃうんですよねえ。内情吐露との区別も付け辛いし。でもまぁ、それが当然の形で、書き手の癖というか味になると思うんですけど・・・・・・そーですねえ。その部分が自信ないんでしょうね私は(笑) 『涼宮ハルヒシリーズ』は、そこら辺の書き方が上手いなあと思いますね。つーか「この手があったか」って感じですわ。心中の台詞と実際話している言葉を、対面しているキャラの返答によって選択するってのは手ですわよねえ。無駄に話を長くしないで済むし。状況説明を状況説明文っぽくなく状況説明してる『並列バイオ』って作品もありますし、一人称も色々試せる事が多いかもしれないですわね。『ペトリア』が終わったら試してみようかなぁ・・・って、早く続き書けよな自分。まだ序盤部分しか終わってないっちゅーねん。年内中にはどーにかしたいなあ(汗)