『楽々SS』修行・其の2

ベッカムはケガの為か今一つスピードが無かったし、ロベカルはホームラン打つし、ロナウドは一瞬「マーク・ハント?」とか思っちゃったし、スターを揃えたってだけでコンディションは最悪みたいでしたなあ、R・マドリード。でもまあ、ラウールはカッコよかったですけどね、うん。「白い巨人」も「白くない巨人」も、生え抜きをもっと大事にしてほしいなあ。
さて、『楽々SS』修行・其の2なんですけれども、思うに「原作をちょっとだけ捻ってみる」というのも手ですわね。捻ってみて、そこから話が派生すれば良し。しなければ数を出してSSSとしてまとめてしまっても良いわけですし。うむ。では早速『無印』で実行してみませう。


P10L3 「持って」 彼女は手にしていた鞄を祐巳に差し出す。訳も分からず受け取ると、からになった両手をポケットに突っ込み、肩で風を切って歩き出した。「ほら、行くわよ」「がってん・・・って、子分かい!」 (姉妹じゃなくて舎弟の契り)
P40L7 「あーあ。ずいぶん派手に転んじゃったわね」「え、祥子の五十キロに押しつぶされちゃったの? 悲惨ー」「おーい。被害者、生きている?」「・・・・・・」「大丈夫、祐巳さん? ・・・・・・祐巳さんっ?!」 (いきなり話が終わるので没)
P109L11 「そうね」 思い直したように祥子さまは呟いた。「あなたにはあなたの考え方があるのだし、強制はしないわ。でも、私が練習するところを見にきてくれない?」「・・・・・・はい」「じゃ、鞄持って。・・・私の分も」「へい・・・って、子分かい!」 (くりかえしてみる)
P147L6 『私はいつものスカートでいいわ』 覚悟を決めて、祐巳は口を開いた。『でもその代わりに、金の花模様がついたマントを着て、ダイヤモンドのブローチをつけるの。あれはかなり珍しいものですもの。あのブローチは良いものだ』「・・・悲しいけど、これ、シンデレラなのよ」 (圧倒的な間違いじゃないか、我が文は)
P216L2 「おのれかしわぎりょうとーだったかー」「・・・あの、何で棒読みなんですか?」 (ちょっとアレなネタなので没)


・・・まあ、こんな感じかしらねー。つーか、コアなネタばっかだな、私(汗笑)