いや、『温室の妖精』は

いや、『温室の妖精』は中々良かったですよ。何かこの「ちょっとふしぎ」なリリアンのお話は好きですね(『降誕祭〜』とか) しかし、真美さんは最初っから真美さんだったんだなあ。
(以下、ネタバレ?)
さて、登場キャラたちの名前ですよ。メイ、それとフェにシーですね。まぁ、彼女たちの名前はファンタジー好きな人にはピンと来たと思うんですけど、ええ、妖精の名前ですよね。ニンフとかエルフとか神話によって呼び方が多少違いますけど、要は精霊ですよ(妖魔ではなくて) 私はファンタジー、つーか神話には強いですよ。ギリシアとか(『聖闘士☆矢』の影響)、北欧とか(『ああ○神さまっ』の影響)、インドとか(『天空戦記シュ○ト』の影響)、結構読んでますからね。

「フェ(フェイ)」というのは、湖の乙女とも呼ばれるように水辺に現れる妖精です。精霊の中ではかなり高貴ですわね。「シー(ディナ・シー)」というのは、まぁぶっちゃけ、一般的に連想されるエルフです。獣耳ですね(笑) 湖畔などにお城を作って住んでます。で、メイなんですけど、おそらく「マーメイド」でしょうね。セイレーンと混同しがちですが(いや、しても間違いではないんだけど。妖精ってのは色々混同されてるからなあ。ハーピーも元々はセイレーンだし)、マーメイドってのはフェの召使いなんですよ。まぁメイドです(古w) でまぁ、この妖精たちに共通しているのは湖、水ですよね。「お水ちょうだい」ですよ。おお、上手くまとまりましたな。
・・・・・・しかし、次に花の声を聞く妖精さんの愛称はどうなるのかしら。案外、山辺氏がふらりと温室を訪れて、それを見た生徒が「どわっ!」と驚いて、「ドワ」と呼ばれるかもしれません(笑)