今日の戯言

ハートキャッチプリキュア!』第27話 「おじいちゃんはイケメンさん? キュアフラワーの初恋です!」 感想。賢雄さんが渋かったの巻。若しくはえりかさん仕事してくださいの巻。つーか前々から思ってたんすけど、ちょっとつぼみってばえりかっちに冷たいですわよね。今回もあっさり寝ちゃったマリンを心配してくれないし、デザトリアンfeat.かなえさんの時も、自分を助けて固まってしまったマリンを大雑把に扱うし、水のデザトリアンの時も、中に取り込まれてしまったマリンごとピンクフォルテウェイブをぶっ放しましたしね。信頼って云えばそれまでだけど、何か「ま、いっかぁ」的な匂いも若干したりしなかったりw ダメ、もっとえりかっちに愛を。せっかく家がお隣同士なんだから。カーテンを閉めないままにお着替えして、うっかり見られて「きゃっ」とか云おう。それはそうと今回は、夏休みのお出掛け第2弾・つぼみとおばあちゃんの実家がある鎌倉ツアーへやってきた3人でございましたが、絶望先生似のつぼみ祖父・空さんの写真を見つけ、そこから話は“おばあちゃんの初恋話”へと展開します。まぁここで個人的に「良いなあ」と思ったのは、キーアイテムにオルゴールを持ってきたところですかしらね。要は“思い出の品”なわけですから別にオルゴールじゃなくても良いんですけど(後でデザトリアンの“音攻撃”に存在としての利用はされましたけど)、やっぱり「懐古」を表すものとして、オルゴールってのは時計と双璧を成しますわよね。そして時計には無くてオルゴールにあるもの、それと約束のラベンダーの香りとも相まって、視・聴・嗅覚でフラッシュバックって所は何か良いなあと思いましたわ。そして話は現代に戻り、つぼみの幼馴染であるみつるくんが寄せる恋心を漂わせつつ、引越しの際につぼみが落としたオルゴールを返せないまま懐に忍ばせラベンダー畑へと皆を誘うわけですが、そこで「要するにうじうじ悩んだけど、オルゴールを渡せなかったってだけのことでしょ」と至極尤もな台詞を吐きつつ、復活のサソリーナさんにさくっとデザトリアン化されるとゆーいつもの展開w とりあえずえりかっちはグーグー寝かせたものの、ブロッサムにあのマニ車みたいなのをぐりんぐりん回されながら、今日は思いのほか低音から入った「はぁぁぁぁぁっっっ」で浄化されたわけですが、んで改めて時を経て再び行われる“オルゴールの手渡しで指が触れる”シーンでございますよ。まぁアレですわよね。おばあちゃんから見たつぼみとゆー存在は、花々を愛して優しく育ち、尚且つ自分の後のプリキュアにもなった“大人になってからの自分の分身”だと思うんすよね。それに対してみつるくんは、武道を嗜み男勝りに気を張っていた(あの「押忍!」は可愛かったですけどもw)“まだ幼かった自分の分身”だと思うので、あの頃のおばあちゃん、「指が触れて意識してしまう」役割をみつるくんが受け持ったのはまぁ已む無しなんすけど、でもまぁやっぱり同じ男の目線からしたら、もうちょっと頑張れようって感じでもあるんすよねw 一瞬でつぼみへの恋心を看破したえりかっちが、ネコ口でにやにやしながらも最後までつぼみには余計な事を云わなかったってのは、えりかっち自身が成長したってのもあるでしょうけど、ここはみつるくんに対しての「がんばれよ〜」とゆー内心のエールとみたいですねえ。