今日の戯言

新型釘宮病AT型発症との噂を聞いて、件の『とらドラ』を観てみたわけなんすけどね。一応、東蝦夷でも放映してるし。まぁ観た感じ、確かにあのキャラは“くぎゅ嬢のキャラ”でございますわね。昨今ツンデレキャラは数多ございますけれども、いわゆる嬢の形の「ツンデレキャラ」を総括したような印象も受けましたわ。とあるブログで「ルイズ+シャナ+ナギに『みなみけ』の千秋を足したような」と表現されてたのを見て、言いえて妙だなぁと思ったりもしたんすけど、でもまぁアレでせうね。以前植田嬢がねとらじで仰ってたんすけど、「アニメで関西弁のキャラをやる時、ネイティブな関西弁で喋ると直しが入る事がある。若干エセ関西弁っぽく言わなくては成らない」らしいんすね。まぁそのキャラを作った原作者が関西人では無いから、そのキャラが喋るのはエセ関西弁であった方が作風に沿うって場合もあるでしょうけど、今までに登場してきた“関西弁キャラ”のデフォルトっちゅーか、一つの形がマニュアルとしてあるんだと思うのですよ。関西人がギリギリOKを出すラインで関東人が連想する関西弁のイントネーションみたいな。それと同様に数多の作品で登場してきた“ツンデレキャラ”にもやはりデフォルトってものがあって、しかもその形を作り上げた当人であるくぎゅ嬢に対しては、「今までの雰囲気を」ってな要望が制作サイドには少なからずあるような気が致しますわねえ。とは言え同時に“そのキャラのアイデンティティ”のディレクションもあるわけですから、くぎゅ嬢の負担は大きいでしょうなあ。“引き出しの数”じゃなくて“引き出しの質”を求められるわけですしねえ。悩んでいる人に「がんばれ」って言葉はあまり使っちゃいけないらしいっすけど、ホント「がんばってください」としか言い様が無いですわねえ一ファンとしては。