今日のよくある話・中編

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とか申しますが、まぁ確かに不可思議な出来事に遭遇したと感じても、見間違いや早とちり、それに「一回“それ”と認識してしまったものは、中々訂正が効かない」脳の悪癖の所為である可能性が高いわけでありますな。以前、拙ブログにも記しましたが、「サタデーナイトフィーバーっぽい体勢の肉色の変な塊」を先日見たのですけれども、それを見たのが寝起きの夢うつつの状態であったので、脳内で再生されていた映像が網膜に作用してしまった結果だと思うのですよ。「目を開ける瞬間まで夢を見ている」なんて事はよくありますしね。あの時はたまたま瞼を開いていたって事でしょうな。うん、「世の中に不思議な事なんかありませんよ、お父さん」と、クイーン的に結論を導けるケースは結構ありますけれど、まぁどう考えても不思議よね、って出来事もやっぱりあるわけなのですよ。