今日の戯言

スイートプリキュア♪』第25話 「ヒュ〜ドロ〜! エレンの弱点見〜つけたニャ!」 感想。王子先輩は天然タラシの巻。若しくは、三拍子の位置調整の巻。気を遣って多少中央に寄ったエレンさん。苗字は黒川。それはともかく、今回の内容は……


今日は加音町の夏祭り! アリア学校の校庭には、いろいろな屋台が出ていて大にぎわい! そんな様子をゆかた姿のエレンが、こっそりのぞいていると、「キャア〜〜〜〜〜〜〜!!」という悲鳴がきこえてきた! もしかしてネガトーン?! 急いでかけつけると、こんどはエレンが、「キャア〜〜〜〜〜〜〜!!」 いったいどうしたんだろう?! エレンをおどろかせたのは、どうやら響と奏! ふたりにそんなつもりはなかったけど、エレンは、響たちにイジワルされたと勘ちがいしちゃうわ。エレンが悲しんでいると、王子せんぱいがやってきたわ。そこでエレンは、響と奏がイジワルでやったのではないことを気づかされるの。仲直りしようと響たちをさがしていると、またまたエレンが、「キャア〜〜〜〜〜〜〜!!」 こんどは、トリオ・ザ・マイナーのしわざだったみたい! でも、また響と奏のしわざだと思い込んでしまったエレンは、本当に怒ってしまうの…。3人は、このまま仲直りできるの…!?(公式HPより抄出)


……ってな内容でございましたが、うん、こーゆー「弱点発覚→ぴんちに陥る→友情ぱぅわーで恐怖克服」な話は、既に『YP5』や『FP』でりんちゃんやら美希たんやらがやってきましたけれども、今一歩、どうにも仲間の空気に染まりきらないキャラが、弱点、つまりは自分の弱いところをさらけ出す事で、それまで纏ってきたキャラの殻をぱかんと脱がせて、「ホントの私はこうなの」と仲間に対して“腹を割った”状態に持っていくコミュニケーション展開は、個人的に結構好きな話かもですわ。まぁ友情ストーリーではあるんすけども、今回強がるエレンに対してひびかなが「カワイイ」と茶化したように、キャラのギャップ感やら当初の設定やらを改めて盛り込める展開でもあるんすよね。「恐怖に苛まれていても、〜は揺るがなかった」みたいな感じに。うん、友情だったり信念だったり愛だったり、揺るがないものはキャラそれぞれですけど、近くに“変化のあったキャラ”に対しては、バッチリな展開なんすよねえ。1話完結の起承転結も付け易いですしね。……つーかヤドカリに驚いたり、ゲゲゲ的なオバケを怖がったり、ネガトーンを見慣れてるはずのエレンさんにしては、結構?なアクションですけれども、まぁカワイイからいっかあ。あとペットボトルやみかんの皮のネガトーンにも怯えて欲しいところですけどもw