今日の戯言

「あ、今8月だった、てへっ♪」と東蝦夷もようやく気付いたのか、先週末辺りからお天道さまにオーバーワークを強いて、やっとのことビールの美味しい季節に突入してくれたわけなんすけども、と同時に“怪談の季節”にもなったわけなんでございますな。つーか元々私は「怖い話」が大好きなので、季節に関係なく某大型掲示板のまとめスレ等で「コト○バコ」やら「一人かくれ○ぼ」なんかを読んでは、「おおお」とぞくぞくしながら楽しんでるわけなんすけども、まぁやっぱり夏場の怪談ってのは「旬」でございますわよね。一番美味しく味わえる季節でございますよ。……でもまぁアレなんでございますよね。最近の怪談ってのは「山の中の廃屋」やら「古いトンネル」やら「旅行先のホテル」といった定番の場所での幽霊話云々ってゆーより、より身近な「人間の怖さ」ってのが主流になってきているような気がするんすよね。昨日もTVでもやってましたけど、とあるOLさんが新しく引っ越したマンションの自室に帰ってくると、全く見知らぬ男が自分のベッドで寝ていたので、あわてて交番に駆け込み男を捕まえてもらったんだけれども、その男ってのはその部屋の前の住人……とかではなく、とあるサイトでその部屋のカギを買ったってゆー事なんすね。つまりはそのサイトを運営していた奴こそが「前の住人」で、引っ越す際に部屋に隠しカメラやらを仕掛けて新しく入居してきた人を把握し、「こーゆー人が住んでいるマンションの部屋のカギ売ります」とかゆー商売をしていたっちゅー話だったんすよね。こーゆー“マンションの部屋の洒落にならない話”は他にも、何か冷蔵庫の中の食料が知らない内に減っていると不審に思った住人が、「誰かこっそり忍び込んでいるのでは」と部屋に隠しカメラを仕掛けてみると、住人が仕事に出掛けた直後、何時から居たのか部屋の天袋からのっそり降りて来て冷蔵庫を漁っている見知らぬおばさんが映っていた、なんて話もありますし、アレですわね。純粋な怖さだけで言えば、やっぱ人間ってのが一番怖いですわね。つづく↓