今日の戯言

昨夜の事、友人が麻痺属性ハンマーでカニの甲羅をぶっ叩きながら、「何かMJの音楽って偶に聴きたくなる」と呟いたのを、私は麻痺属性片手剣でカニ足を切り刻みながら激しく同意し、そんなわけで今日は仕事終わりから暫しMJの音楽を鑑賞する運びと相成った次第。まぁアレよね。私ぐらいの世代、BARBEE BOYSを4枚目のアルバムから購入したり、田村英里子をつい「田村えり子」と表記してしまったり、アパトサウルスブロントサウルスと言ってしまう世代にとっては、MJやプリンス、ボン・ジョビってのは偶〜に聴きたくなる音楽だったりするんすよね。大体そこら辺の洋楽にハマってから、TMNやZARD等で邦楽に戻ってくるか、そのままビートルズカーペンターズ等に遡っていくかってのが、私の周囲の主なぱったーんでございましたなあ。まぁ私は林原めぐみの方に行ったんすけどもw でまぁMJの話に戻りますけれども、何だかんだ言ってやっぱり「スリラー」「ビートイット」「バッド」「ブラック&ホワイト」辺りがMJと聞いて思い浮かぶ曲だと思うんすけども、個人的にはアレなんすよね。「イン・ザ・クローゼット」が一番好きな曲なのですよ。まぁ歌詞がセクシーで、同時にノスタルジックなメロディと相まって少し物悲しいんですよね。背後から「性欲ボンバーさん」と声を掛けられたら「はい」と返事して振り向くような、関サバ以上に青くギラギラしていた当時の私にとっては、スタイリッシュな大人の恋愛をちょっと垣間見たような気がして、何か不思議な気分になったんすよね、この曲を聴いて。あとPVも素晴らしく良かったのですよ。個人的に好きな洋楽PVと言えば、MCハマーの「トゥー・レジット」や、ジャミロクワイの「ヴァーチャル・インサニティー」、シェールの「ドヴェ・ラモーレ」とかを挙げますけど、一番好きなPVはやっぱコレなんすよね。ナオミ・キャンベルを知ったのもこのPVからだったなあ。うん、「ははぁん、分かった。MJってドラえもんみたく数ミリぐらい浮いてるんだな」と冗談で思うほど、MJの身体のキレが凄かったんすよ、このPV。手足の“返し”が異様に速いんすもん。……いやしかし、いなくなるにしちゃあ早いよなあ。最近、そーゆー人が多すぎるよ。