今日の戯言

俗に“お天気雨”の事を「キツネの嫁入り」とか言いますが、では“お天気雪”の事は何と言うでしょう? しんきんぐた〜いむ。い〜ちが〜つ、にがつ〜、な〜にもな〜い(アスミス風に) うん、子供ん時に冗談でそう言ってた方もいるかもしれないっすけど、どうやらホントに「タヌキの嫁入り」で良いみたいっすね。まぁ伝承で陰火が一列に並んでフワフワと動き回る現象をそう呼んだりもするんすけどね。これは昔、四国のとある地方では婚礼の際、花婿側が花嫁を提灯行列で迎えに行く風習があったので、悪戯好きのタヌキがそれを見て真似をしているんだろうってんで「タヌキの〜」と呼んだみたいっすね。まぁ悪戯って点ではキツネでも良いんすけど、何でタヌキになったのかってゆーと、「四国にはキツネがいない」ってゆーオチなんでございますなw それはともかく、昨日今日と東蝦夷は、その「タヌキの嫁入り」でございました。うん、困るんすよね実際。雪降って晴れて、また降っては晴れてと何回も続くと、車の上に積もった雪が中途半端に溶けて凍ってを繰り返すので、車が“冷凍庫の中にこびり付いた氷”みたいな厄介な状態になってしまうのですよ。ウインドウは凍った雪でサクサクだし、ドアを開けたらこびり付いた氷がパリパリ言うし、何かもう「誰だよ、私の車を天ぷらにしたの」みたいな感じになるんですな。いやもう、本州では桜が咲こうかとゆー話も聞こえるのに、こちとらまだまだ冬でございますわよ。寒さの所為で腰も一向に良くなる気配を見せてくれないしなー。困った困った。あ、ちなみに私はガキんちょの時、お天気雪の事を「キツネの離婚調停」って呼んでました。嫌なガキだこと。