今日の戯言

性善説に立ちすぎた」って便利な台詞よね。南雲さん風に言うと「科学者が良く使う詭弁」ってやつですわね。素直に「バレちゃった、てへっ♪」って言えば良いのに。そしたらソフトボール大の石でも投げてあげるからザトペック投法で。それはそうと、先の週末に西蝦夷から友人が遊びに来てたんすけどもね。まぁ娯楽の無い事で定評のある東蝦夷ですから「のんびりしていってね♪」ぐらいしかボケようが無かったわけなんすけど、まぁ昨日はホントにやる事が無かったので、高度経済成長時の香りがぎゅんぎゅん漂うゴーカート乗り場に行って来たわけなのですよ。良い年こいた男2人で。花の休日に。乗り場の脇にあったミニパークゴルフ場の芝生をむしゃむしゃ食ってた数匹の鹿が見守るだけの、ゴーカートが4台しか無いゴーカート乗り場に。それも1台壊れてる。まぁでも暇潰しにはなりますから「乗るぜおっちゃん。バリバリにチューンしたまっしーんを出しな!」と、カバ園長の親戚ですと自己紹介したら10人中4人ぐらい信じるような風貌の管理のおっちゃんに言ったところ、「1人乗り用は1台しか無いから、どちらか2人乗り用に乗るが良いさ」と非常にフレキシブルな返しをされて、出鼻を挫かれるにも程がある状態でいざまっしーんに乗り込んだんすけど、まぁ友人は体格が良いので2人用のカートを譲って、私は1人用に乗り込んだんすね。正直、久しぶりに乗るカートですからちょっとワクワクして、いざスタートですよ。もう飛ばす気満々ですよ。何人たりとも前は走らせねえですわよ。俺伝説の始まりですよ。で、スタートした直後に気付いたんすけど、はっきり言って大人は金朋さんしか乗れないんじゃないかと思えるような座席の狭さは置いとくとしても、アクセルをベタ踏みすると底板が抜けそうになるのはやめてほしかったですわね。仕方ないのでそれなりに走らせたんすけど、カートを安全運転するってゆー空しさは「カツだと思って最後まで取っておいたフライがイカだった時」に匹敵しますわね。もうコース途中で2、3度悟りそうになりましたわ。主に諸行で無情っぽい感じの何かを。でまぁ友人はそれなりに楽しんでくれたみたいなのでよしとして、まぁ夕方頃に水道水を沸かした温泉施設でぷらっとひとっ風呂浴びて、その後焼肉を食いに行ったんすね。でまぁ適当に食いやがりながら他愛も無い会話をしてたんすけど、ふと友人がメニューに目をやりながら「……この、ナムルって何だろ?」と言ってきたわけですよ。まぁ私もそのナムルとやらの実態は知らなかったので、ものは例とばかりに注文してみたんすけど、うん、正直アレですよ。私と友人の脳裏には何かこう…ユッケっぽい感じの料理が浮かんでいたので、いざその“ナムル”とやらが出てきた時は少し落胆したわけなんすね。もやしとほうれん草のおひたしなん?みたいな。うん、正直まぁアレですよ。んな風にまったく期待しなかったのが功を奏したんでせうね。要はめちゃくちゃ旨かったんすよね。不思議。んで「意外とやるなこいつ」「こいつは大した奴だよ」とか絶賛しながら2人でそのナムルをバクバク食いまくったわけなんすけど、うん、すげえぜナムル。ありがとうナムル。おかげで“友人を接待できた感”が少し出ましたわよw ありがとうナムルふぉーえばー。私は君を忘れないぜ。そんな感じの休日でしたとさ。何だコレ。