今日の「あなたは知らなくてもよくってよな世界」第1話

要は怖い話です。まぁ結局この夏は夏っぽいことを一切しなかったっつーか出来なかったので、納涼っぽい事でもしようかと思った次第なんすけどもね。つーか前回の「海沿いルート」の話を書いている内に、ちょっと興に乗っちゃったのもあるんすけどもw うん、私も無駄に歳だけは食んでるんで、結構その手の話はあったりするのでございますわよ。
まぁ私がまだ小学生になるかならないかってぐらいの時の話なんすけども。当時は蝦夷ではなく下総の方に住んでたので、盆暮れの休みには母の実家(常陸)に遊びに行っていたのですよ。そこには年上の従姉がおりましたのでよく構ってもらっていたんすけども、ある日のこと、従姉とその友人さんたち数人と神社でかくれんぼをして遊んでいると、私が隠れていた大木の洞の中に「私も入れて」と友人さんの一人が入ってきたわけでございますな。その友人さんは『苺ましまろ』の千佳ちゃんみたいな髪型で、少々線の細いおとなしめなお姉さんだったんすけど、しばらく一緒に居る間に、私が隠れているのに飽きてだらけてきているのを見て取ったのか、退屈しのぎにぽつりぽつりとお話をしてくれたわけなのですね。でまぁ、そのお話とゆーのが…… 【つづく】