今日の東蝦夷

お日様が照ったり陰ったりな一日。照ってる時はそれなりに暑いけれども、陰ってる時は背筋伸ばして歩く。まぁ今日はお仕事で十勝つくちてまでぶーぶーで遠出だったんすけどもね。冬だろうが夏だろうが特に何も無いえりも町を抜けて広尾町に至るには、国道ルートと海沿いルートがあるのだが今日は国道を選択。まぁ海沿いルートは国道と違ってタンデムで100km/h近くで走ってるアホなライダーとか、砂利を満載した鈍行トラック群とか、急に飛び出してくる鹿とかに会わずに進めるので気が楽で良いのだが、正直この時期にあの道を通ると……まぁ色々あるのですよ。電源を入れてないカーステレオから「さくらさくら」が流れてきたり、バックミラーにしか写らないライダーが追走してきたり、やっぱり鹿が飛び出してきたり、まぁ色々あるのです。個人的に一番ヤバイなあと思ったのは、どう見てもシャレコウベです。本当にありがとうございましたを咥えたボロボロのカラスが前方を旋回してたのを見た時ですかしらね。何か不気味に感じながら車を走らせて行くと、そのカラスの真下に差し掛かったところで、「ごつん」と車の屋根に何かが当たった音がしたわけなのですよ。「これはテラヤバス」と猛スピードで国道に戻ってパーキングで車を停め、おそるおそる車の屋根を確認してみると……まぁ別に血まみれだったとか、手形がびっしり付いてたとか、そーゆー事は無かったんすけどね(笑) ただ、誰かが両足を揃えてそこに立っていたかのような、サビだらけの靴跡が付いてたぐらいでしたわ。まぁよくある話ですわね。