今日観たDVD

マリア様がみてるOVA③ 涼風さつさつ』(出演:『モンハン』にハマってる人たちと、最近『どうぶつの森』を始めた人たち)  うん、今日になってようやくDVDの封を切ったわけなんですけども、つーのも、原作新刊を読んでから観ようと思っていたのと、ここ数日積みDVDを崩していたんで、観るのが遅くなったワケなんすけどもね。CE3巻BOXには『志摩子と“ガクラン”乃梨子』が描かれております。封入のDVDジャケ画とのギャップがすごいですわね良い意味で(笑)
さて、『涼風さつさつ』ですわ。原作でもそうでしたが、やっぱり可南子の登場っていきなり感がありますわね。まぁツカミはOKなインパクトと言えばそうですが。いやでも怖いね、この時の可南子。特に、パンを買おうとしていた祐巳の背後に何時の間にか立っていた時と、温室で「〜微笑んでいてください」と祐巳を振り返った時なんかは、つい「怖!」って言っちゃいましたわよ。思い込みが深くて、いっぱいいっぱいな状態の人間ってホントに怖いっすねえ。うん、まぁそれはさておき、その温室でのシーンなんですけど、“紅薔薇のつぼみ”が祐巳を象徴しているところは面白かったですわね。可南子の激昂に祐巳が驚くシーンでは、びくっ、と揺れてましたし、祥子に諭されて温室から飛び出していく可南子を見送っていましたし、祥子にはやさしく撫でられていましたしね。直後に「私は祐巳の何もかも好きよ」と、そっと祐巳の肩を抱き、タイをふんわり整えるタッチと一緒なんですわよね。ちょっと官能的でしたけども(笑) かと思えば、「あと、そうね(中略)一発で祐巳を探し当てる事が出来るわ」と祥子さまの画から、ぐるりと温室の“たくさんの花々”を映してから祐巳にたどり着くカットは、先程とは逆で、祐巳が“紅薔薇のつぼみ”の代わりになってますわね。うぅむ、芸が細かいなあ。
でまあ、今回のクライマックスシーンですけどね。大勢の中から着ぐるみの中の祐巳を、祥子が迷うことなく見つけて駆け寄っていって、祐巳を抱きとめるシーンですけど…………ごめんなさい、大爆笑しました。だってねえ、アレはちょっと反則ですわよ。原作で読んだ限りでは、実に感動的なシーンだったんですけど、いざ動画として見てみると、あの「にゃんまげ状態」はちょっと反則ですわよねえ(笑) 祥子さま、どんだけパンダが好きやねんって感じじゃないすか。いやでも、良いシーンですわよ。すんごい良いシーンなんですけどね(笑)
あと、気になったところと言えば、「祐巳さまが嫌なのではありません!」の後に、うっすら頬を染める瞳子ちゃんらぶりー、とゆーところではなく、蔦子さんのカメラのメーカーが「GANON(おそらく日本語表記は“ギャノン”じゃなくて“ギヤノン”)」だったとゆーところでもなく、「花寺の陣」で男子生徒が必死にやぐらを登ろうとしているシーンで、山百合会の面々が一様に驚いている中、一人だけ、くすり、としている乃梨子の精神的余裕さでもなく、女王さま然の祥子に対し、やぐらを登ってきたチャレンジャーも思わず片膝をついたところでもなく、「今回一番怖かったのは可南子じゃなくて、EDの令さまじゃね?」ってところでもなくて、やっぱり“日出実らしき人物”の登場ですかね。真美さんがジャムパンで買収される(笑)シーンのとこですけど、どうですかね、やっぱり感じ的に、最初に部室に現れたSRGチックな髪型の子ではなく、後に情報をもってきた子の方がそれっぽいですかね。うーん、どうなんだろう。声は令さまですけれどもね(笑)
うん、柏木氏の「歯をくいしばれ」とか、色々カットされたところもありましたけど、中々面白かったですわ。おさげ以外の髪型の由乃んも見れましたしね。ただまあ、『マリア様にはないしょ』ですけど、もうちょっと捻って欲しかったかもですわねえ(笑)