今回の『Y5』

てなわけで、数日遅れの感想でございます。さて、ようやく5人揃って、タイトル通りの『Y5』なわけですけども、今までピンでそれぞれやっていた変身シーンを画面5分割でやるってのは、定番っちゃー定番ですけどカッコ良いですな。うん、それに5人にもなると敵との戦い方もこなれて来ますわね。先制or足止めがレモネードで、攻撃がルージュとアクアで、防御をミントが受け持って、トドメをドリームとゆー風に自然に役割分担が成りますな。『せらむん』の様に主役の露払いを他のメンバーが行うって感じですけど、「せんし せんし しろ くろ」から「せんし モンク しろ あか」な風に変わった印象かなあ(意味不明) まぁ何すかね。『セーラームーン』は所謂“ヒットする要素”をすべて詰め込んだアニメとか言われてましたが、『Y5』も結構それに近い感じではありますわね。うん、もしかしたら“せらむんに金を注ぎ込んだ世代”のジュニア層を狙ってるのかしらね。お父さんお母さんの財布の紐も緩くなるだろうしなあ(笑) でも、あの頃と比べて、アニメのポジションつーか受け取られ方も大分違ってますわよね。「市民権を得た」だなんて言い方は好きじゃないですけど、当時、短い期間ですけど私がアニメの動画をやってた頃は、親戚から結構白い目で観られてましたけど、今では「このおじちゃん、昔セーラームーン描いてたのよ」とか、嬉々としてテメエのガキに紹介したりしてるのを見ると、どうにも複雑な気分になる事は確かっすかねえ。『プリキュア』の着ぐるみショーとかも、結構好意的つーか期待を持って観られてますものね。『せらむん』の頃なんか、酔っ払いの野次とか飛んでたし、タキシード仮面が現れただけで場内爆笑とかだったのにねえ。ちなみに今回のヒットは、ギリンマの台詞「5人か…ずいぶん増えたな」