アイスクリームである

おや、20万ヒット。ありがとうございます(挨拶)

いきなりだが、アイスクリームである。ビーチパラソル低くして隠れなくても良いが、アイスクリームである。二週間に一度ワゴンでやって来る、“走るアイスクリーム屋さん”とやらで、私はアイスクリームを買うのである。何故なら美味いからである。値段高いけど。月2ではなく、一週間に10日は来て欲しいところだ。とことんとことん。
さて、今日がそのやってくる日なので、私は手ぐすね引いて待っていたのだった。そして、訪れを知らせるメロディーが流れてきたと同時に「とう」と家を飛び出し、一目散にアイスクリーム屋に駆け寄ったのであった。ヘルニアなのに。
こうやって急ぐ要因は他でもない。いつも私の前に立ちふさがる、どこぞのババアとの購買競争に勝つためだ。毎回々々、大量にアイスクリームを買いやがる(後ろを待たせやがる)このババアを、私は『ババア・ザ・クリームハント』と名づけ、畏怖したりしなかったりしているのだが、アイスクリーム屋は、私の家よりこのババアの家の方により近く停まる為、私の方が競争には不利な状態なのだ。だが、このババアは006みたいな体型をしていて(おそらく火は噴かない)、動きが緩慢な為、スタートダッシュさえ良ければ私にも勝つ目が出てくるのだ。今までの戦績は5勝5敗。今日こそ雌雄を決してくれるのだ。
結果は──私の勝ちであった。つーか、私しか客が居なかったのだが。
うん、そうよね。もう蝦夷は寒いものね。わざわざアイスクリームを買わないわよね。コンビニにも肉まんとか出始めてるものね。そんなわけで『ババア・ザ・クリームハント006』との争いは、私の勝ちで終焉を迎えたのだが・・・・・・何か物悲しい。アイス食おうよ、みんな。